「バレンタインなんて、なくなればい いのに。」とバレンタインという色恋 騒ぎに過剰に反応している君。君の心 がそこまでバレンタインに過剰に反応 しているのは、君の心の中をまるで 悪魔のように騒ぎ立て、ぐちゃぐちゃ に掻き回す、あの言葉が聞こえてくる からに違いない。

「もしかしたら、もらえるかもしれな い。」

君の心の中では、「もしかしたら、も らえるかもしれない。」という悪魔の 囁きと、「いや、おまえみたいなやつ がもらえるわけがない。」という優し い天使の声がまるで鳴り止まない銃 声のように錯綜し、君の心をまるで初 恋のような、そこまでも苦く、甘酸っ ぱい気持ちにさせてしまうんだ。 そんなガラスのような心の持ち主の君 に敢えて言おう。

もし、もらったらどうする？

もし、君が今までの人生の中で、たった 一度たりとも女の子か らチョコレートを貰ったことがなかった としても、今年もまた、 今までと同じように貰えないという理由 にはならないのだ。 運命の2.14に恋の女神が君に微笑む可能 性は未だ残されている。 可能性はゼロじゃない。

もらえる可能性がゼロじゃない理由は いくつかある。それは女の子が恋に落 ちるまでの期間を考えてみればわかる こと。女の子が恋に落ちるパターンに は次の2つがある。

�@一目惚れのパターン。その人を一目 見ただけで恋に落ちるパターンで、これ は女の子自身が一目惚れしやすい性格で あることと君自身が女の子を一瞬にして 惚れさせる何か持っていることの2つの 複合的要因が重なって初めて成立する非 常にレベレの高いパターンだが、これも 決して可能性がゼロとは言えない。なぜ ならまだ、バレンタイン・デーまで1ヶ月 以上（2007年1月11日現在）あるからであ る。女の子を一目惚れさせるには十分す ぎる期間だ。

�A相手を知っていくうちに徐々に好き になっていくパターン。これは個人差が あるが、一般的に女の子が人を好きにな るのに要する期間は3ヶ月〜10年と言われ ている。要するに、女の子が君を好きに なるには3ヶ月〜10年の月日が必要という わけだ。10年前に君と知り合った女の子 が10年の月日を経て、今年のバレンタイ ン・デーに君にチョコレートを渡して愛 を告白するなんて話は十分あり得る話だ。 君が今までチョコを貰えなかったのは 10年の月日が経っていなかったからかも しれない。

まずは女の子同士の会話や微妙な仕草や行動の 変化をつぶさに観察しよう。例えば、女の子同 士が何やら深刻そうに、あるいは楽しそうに会 話している中に君が入ってきたら、急に会話が パタリと止まったというようなことがあったら、 その女の子たちの中のひとりが君のことを好き な可能性は非常に高い。