

人には大きな声では言えませんが、
僕は未だにお母さんにパンツを買ってきてもらっているんです。
思春期の時はそれが恥ずかしくて、
お母さんに「買ってこないで。」といつも言っていたのですが、
それでもお母さんはパンツや靴下を買ってきてしまうので、
今はもうあきらめています。
(43歳・トラクター運転手)


わたしは普段、外にいるときはメガネをかけていませんが、
本当は目が悪く、家ではメガネをかけています。
でも、友達にはメガネをかけていると思われたくないので、
「視力1.5だよ。」と嘘をついています。
でも、本当は1メートル先の友達の顔が見えないくらいなんです。
友達に「メガネ、メガネ!」と笑われるのが怖くて、
未だに本当のことを打ち明けられずにいます。
(28歳・英語教師)



普段はごく普通の活発な男のように見えますが、
実は僕、鉄道マニアなんです。
鉄道の中でも、特に路線図が大好きで、
家にいるときはいつも自分の部屋に閉じこもって、
架空の路線図を描いたり
しています。
こんな暗い趣味を持っていると友達に思われたくないので、
未だに本当のことを打ち明けられずにいます。
(31歳・鳶職)



普段は「経験済み」みたいなフリをしていますが、
実は僕、童貞なんです。
友達と女の話をするときは、ビデオや雑誌から得た情報をまるで自分の経験であるかのように話して、
話を合わせています。
でも、正直、話を合わせるのも、もう限界です。
(26歳・コンピューター技師)