
近年、彼女に鼻毛を指摘されてキレる男が急増。
社会問題化する様相まで呈している。
一昔前まで女は男の3歩後ろを歩くのが定説だった。 しかし、いつの時代からか男女の立場は逆転し、 女が男の鼻毛を指摘する時代になってしまった。 男たちは無駄な抵抗と思いつつも、 男がまだ強かったときを思い出して 少し強がってみるのである。
「他人の鼻毛を指摘するのは失礼だ。」
という暗黙の了解。
その暗黙の了解が招いたとんでもない事件。
都内に住むAさん(会社員)は 「同僚が誰も僕の鼻毛を注意してくれないかったから、 気づいたら鼻毛が上唇まで伸びていた。」と嘆く。 科学技術がここまで発達した今日でも、 未だ「鼻毛の指摘問題」は解決の糸口が見えないでいる。

悪い部分ばかりが見えがちな鼻毛だが、
「鼻毛が育む恋」もときにはあるのだということを
ここでお話したい。
某電機メーカーに勤務するBさんは「鼻毛が育んだ恋」を得意気に語る。
「勤務中、うっかり鼻毛を出していたんです。
それを密かに思いを寄せていた秘書課のC美ちゃんに見られてしまって。
そしたら、C美ちゃん、『鼻毛って男性ホルモンの象徴なんですよね。』と頬を赤らめたんです。
その後、僕らは見事ゴールインしました。」
あなたは鼻毛が伸びていることに気づいたとき、
鼻毛を抜くべきなのか、切るべきなのか。
これは人類にとって永遠のテーマだと言っていい。
鼻毛が伸びすぎて、
もはや風で鼻毛を感じられるくらいになってしまったら、
いっそのこと抜いてしまいたい、と思ってしまうのが
人間というものだと思う。
しかし、鼻毛には外部からの侵入物を阻止するという列記とした役割・機能がある。
簡単に抜いてしまうのはあまりにもリスクは大きい。