

残尿感に悩む人たちが最も苦しむのが洋式便所。和式とは違い、
座ったままの姿勢なので尿道の角度が床面に対して
平行になるため、尿を全部出し切れず、溜まったままになることが多い。
そのため、立ち上がった瞬間、溜まっていた尿が流れ出し、パンツを汚してしまうといった症状が起こる。

残尿感があると、生活上様々な点で支障が出てくる。
例えば、「小学生のとき、水泳スクールに通っていましたが、
プールに入る前から残尿で水着が濡れてしまうんです。
まるで漏らしたみたいで恥ずかしかった。(28歳・山田さん)」など、
精神的な苦痛を生じることが多い。
これは残尿のある人同士にしかわからない苦しみである。

また、残尿がある程度までひどくなると、次のような症状も起こり得る。
「トランクスの裾を伝って、太腿まで流れ出して来たことがありました。
冷たいし、恥ずかしいし、その日は一日中ブルーでしたよ。(19歳・おっさんさん)」。
別に漏らしたわけではないので、
ズボンがびしょびしょになるまでには至らないが、
やはり一人の男として恥ずかしいことだし、
何より気持ち悪い。
何とかして治したいものだが、どうしていいかわからないのが現実でる。
