日本縦断!チ○毛の旅。
ふと開いた本のページとページの間に何食わぬ顔で挟まっている不可思議な「チ○毛」。 その少し前には確かキーボードの間に挟まっていたはずなのに、 数分後にはなぜか別のところに移動している。 これはいったいどういうことなのか。 当編集部では「チ○毛」にGPSを装着して、 「チ○毛」の移動経路を徹底検証しようと試みたが、だめだった。
日本縦断!チ○毛の旅。
高度情報化社会を反映してか、 「チ○毛」が目撃される場所は圧倒的に キーボードのキーとキーの間の隙間が多いと言われている。 いったいどういう経路でキーボードに侵入し、挟まるのかは依然不明のままである。

キーボードのキーとキーの間の隙間は意外と深く、 また、「チ○毛」の縮れがよくキーと絡んでしまうので、 奥まで挟まると、なかなか取るのが難しい。 早めの対応が重要である。

今でこそ、キーボードに王の座を明け渡してしまったが、 長らく「チ○毛」目撃場所1位を守っていたのが、 「本のページとページの間の隙間」である。

「チ○毛」の挟まるのに本の内容は関係ない。 難解な哲学書に挟まることだってあるし、 もちろんアイドル雑誌に挟まることもある。 それはあくまで確率の問題で、 比較的哲学書よりアイドル雑誌のほうが「チ○毛」が挟まりやすいという程度の話である。

日本縦断!チ○毛の旅。
風呂の浴槽も「チ○毛」が比較的発見されやすい場所である。 夜風呂に入っているときによく目を凝らして浴槽を見ると、 無数の「チ○毛」がプカプカ遊泳している。 よく考えてみれば気持ち悪い限りだが、 それがある意味現実。 たとえ、入浴剤を入れて、 香りをよくしても「チ○毛」が浮かんでいては台無しなのだ。

どんなに科学技術が発達しても、 「チ○毛」をこの世からなくすことはできない。

布団の上の「チ○毛」も依然として多い。 ちゃんと服を着て寝ているのに、 いったいどういう経路で布団に付着するのか。 しかも、布団の白い色に「チ○毛」の黒が映えて、 余計に気持ち悪い。

もっとも布団の場合は頭髪も同時に大量に付着しているので、 「チ○毛」だけを責めるわけにはいかないのだが。

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