ニート病
一般的には「月曜日から金曜日まで仕事なり学校なりに行って、 土日は休む」という絶対的な1週間の生活のリズムがある。 しかし、ニートは仕事にも学校にも行っていないので、 そういった1週間の生活のリズムが全く適用されないため、 「今日がいったい何曜日なのか。」を全く把握できていないニートが多い。
ニートは仕事にも学校にも行っていないため、早起きする必要に迫られることがない。 そのため自ずと睡眠時間が長くなりがち。 また、その睡眠時間は脳が許容できる時間を遥かにオーバーしてしまうので、 原因不明の頭痛に悩まされているニートは非常に多い。
ニート病
多くのニートは有り余る時間をテレビではなく、パソコンに費やすことが多い。 一説には睡眠過多による思考力の低下で、 テレビの内容が理解できなくなっているとも言われる。 そのため、ニートは有り余る時間の大部分をパソコンに費やし、 パソコンの電源を1ヶ月以上切らないことさえある。
ニート病
ニート病
多くのニートは一日の中で、基本的にパソコンの前に座っているか、 ベッドで寝ているかのふたつの行動しか取らない。 それはある意味で、「寝たきりのお年寄り」みたいなもの。
ニートは一年を通して、快適に空調された部屋の中で過ごしている。 夏は冷房がガンガンに効いた部屋で、冬は暖かい暖房が効いた部屋、という具合である。 そのため、ニートの多くは「季節感」というものを全く把握できずにいる。 だから、たまに外出しても「季節感」が全くわからないため、 何を着ていけばいいのかもわからず、 例えば、「冬なのにランニング姿」といった奇妙な行動に出ることがよくある。
そのため、多くのニートは多くの「寝たきりのお年寄り」がそうであるように、 トイレに行くのも億劫になってくる。 行き過ぎたニートの中には、トイレに行くのがあまりに億劫で、 部屋の中でしてしまう者も少なくないという。
ニート病
彼らはほとんどの時間を部屋の中で過ごすので、 生身の異性を目にすることが全くない。 目にする異性といえば、ネット上で配信される画像や動画だけ。 そのため、多くのニートにとって異性の存在は既に都市伝説化している。 「いたらいいなー」とか「信じる?信じない?」のレベルの話になっている。 たまに行くコンビニにいた女性店員を見て、 「着ぐるみを着ているに違いない。」と本気で語ったあるニートの逸話は既に ニートたちの間でバイブル的存在になっている。
ニート病
多くのニートは一日の中で、基本的にパソコンの前に座っているか、 ベッドで寝ているかのふたつの行動しか取らない。 そのため彼らの運動不足は手がつけられないほど深刻な状況に陥っている。 彼らは近所のコンビニに行くのにも自転車を使うが、たった10メートルの距離を自転車で走るだけでも激しい息切れをしてしまう。
ニート病
今、ニートたちの間で問題になっているのが「発声」の問題である。 長期間、誰とも会話をしないニートたちの声帯はみるみる縮小・退化し、 いざ声を出そうとしても声が出ないのである。 ニートから脱出するためにはバイトの電話をしなくてはならない。 しかし、声が出ないからバイトの電話ができない。 それによって、また声を出す機会が奪われ、ますます声が出なくなる。 まさに悪の連鎖である。
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