「我が家は元旦の新年会が盛大で、
食材の買い付けやしめ縄の準備などで大変なのよ。」と
年の瀬のドサクサに紛れて、
「クリスマスを楽しんでいる暇はない。」と
言い張るパターン。
もちろん、「正月の準備で忙しい。」のは真っ赤な嘘で、 周囲の人もそれをわかっている。
バイトを言い訳にするのも典型的なパターン。
もっとも、バイトを理由にするケースは、
「もしかしたら、バイト先で何かが起こるかも。」
という淡い期待も同時に含んでいる。
街頭でケーキやフライドチキンを売る男女を見ると、 クリスマスをバイトで埋めるのもいいのかも、と思ってしまう。
自分は赤緑色盲だから、クリスマスカラーである赤と緑が見えないんです、
だから、わたしにクリスマスは関係ないんです、という、
強引な論でクリスマスを完全否定するケース。
滅多にお目にかかれない、ごくまれなケースなので、 ほとんど気にしなくてもよい。
仏教徒だからと言われると、
何も反論できないが、
この人は一生「仏教徒」であり続けるのだろうか。
もし、寝返ったら徹底追求してやろう。 いや、一生寝返ることがないかもしれない。
近年の鳥インフルエンザの大流行の影響を受けて、
「鳥インフルエンザが怖いので、七面鳥が食べられない。」という理由で、
クリスマスは関係ないと主張するケースが激増。
一見すると真っ当な論にも思えるが、よく考えてみれば
七面鳥だけがクリスマスではないので、
クリスマスの言い訳にはならない。
このケースには、「家族とクリスマスを過ごすくらい、家庭的で誠実な人。」という
プラスのイメージを演出することができるメリットがある。
「今年のクリスマスは1週間ずれ込むらしよ。」
「?」
「いや、だから、今年のクリスマスは12月25日じゃなくて、 1月1日にずれ込むらしいよ。」
「君が何言ってるか全然意味がわからないんだけど。」
「いいんだよ、意味がわからなくて。話を変えよう。」
「?」
「いや、だから、今年のクリスマスは12月25日じゃなくて、 1月1日にずれ込むらしいよ。」
「君が何言ってるか全然意味がわからないんだけど。」
「いいんだよ、意味がわからなくて。話を変えよう。」
「クリスマスはどうするの?」と聞かれて、
「え?何?聞こえない。」と聞こえないふりをして、
誤魔化すケース。
「あんた、童貞?」と質問されたときの、 童貞のリアクションに少し似ている。