誰にでも絶対に人には理解されない、自分にしかわからない悪趣味や癖がある。 読者モニター調査でわかった、そんな悪趣味や癖の数々を特別公開してしまいます。

J子（29歳）

どうしてか自分でもさっぱりわかりませんが、 ずっと前から欲しくて欲しくて仕方なかった機種なのに、 購入後２週間もするとなぜか持っているのも嫌になり、 見ているだけで無性にイライラしてくるんです。 それで、普段は温厚な性格のはずのわたしが 自分でも信じられないような行動に出るのです。 折りたたみ式の機種を逆の方向に力づくで折り曲げてみたり、 コンクリートの地面に思いっきり叩きつけてみたり･･･ ケータイが徐々にボロボロになっていき、 見るも無残な姿になるのが、たまらなく快感なんです。

M男（23歳）

ところで乳首毛って、何の目的で生えているかわかります？ 髪の毛なら頭を守るとか自分でも納得できる理由があるのですが、 乳首毛に関しては真っ当な理由がひとつも見当たりません。 だから、僕にとって乳首毛は邪魔者以外の何物でもありませんでした。 生えては切り落とし、生えては切り落としの単調で退屈な毎日の連続･･･ けれども、いつしか僕はその単調極まりない行為に言いようのない快感を覚えるようになりました。 できるだけ長く伸びたいという乳首毛の夢を無残にも打ち砕く行為。 僕はSなのかもしれません。

S男（25歳）

学生時代、つまらない授業の時間つぶしに、と始めた悪趣味です。 手持ちのボールペンで左親指の爪（僕は右利き）を 真っ黒に塗りつぶしていくんです。 何度も繰り返し塗っていくと、 ボールペンの成分がぶんぶん匂ってきて、 癖になってきます。 ボールペンの成分は爪の成分と相性が悪いらしく、 数日経つと徐々に爪が変形してきます。 それはそれは見たこともないような形に爪が変形してきます。 その変形した爪を鑑賞するのが何よりも楽しいのです。

Ｘ男（29歳）

なぜ足の指は手の指のように自分の意思で自由に動かしたりできないのでしょう。 僕にはそれが不思議で仕方ありませんでした。 そこで僕は、足の指をすべて自分の意思で動かせるようにトレーニングを開始しました。 親指と小指は生まれつき動かせたので、 薬指と、中指、人差し指を重点的にトレーニングしています。 トレーニング方法はいたってシンプルなものです。 薬指と、中指、人差し指があまりにもくっつきすぎているので、 まずは指と指の間を広げて、固定することにしました。 指と指の間を広げることで、 指と指の間の筋が柔らかくなり、 自由に指を動かせるようになると思ったからです。