

普段、仕事なり学校なりの生活をしていて、
「あの人の口が臭い!」という状況に直面したことは
誰でも一度や二度はあることだろう。
ここで重要なことは、
「口臭」という現象は
「口臭がきつい」人に対して、
「あの人は口が臭い。」というレッテルを貼るだけで済む問題では
もはやないということだ。
口臭の原因は胃などの内臓疾患やコーヒーの飲みすぎなど様々だが、 「口臭がきつい人」は何らかの精神的社会的理由で 胃などの内臓疾患やコーヒーの大量摂取をしなければならない事態に陥っているのである。

「口臭がきつい人」のストレス度を測る上でポイントになるのが、
口臭の「強さ」ではなく「変化」である。
口臭の強さは生まれつきの体質にも関係してくるので、
ストレス度を測るという意味では公平な判断基準とは言えない。
よって、口臭によってその人のストレス度を測る場合は 「その人物がどのような状況や行動の前後に口臭が最もきつくなるか。」で判断する。例えば、会社の定例会議に強いストレスを感じる人は その定例会議の前後に口臭が最もきつくなる。 つまり、「口臭の状況による変化」を観察することで、 その人が何に対して、ストレスを感じているかがわかるのだ。
一般的には、口臭を隠すにはグリーンガムなどを噛むのが最も効果的だと言われる。
よく噛むことによって、
大量に分泌された唾液が
口全体に充満して有害な口臭が中和されていくとされているからだ。
しかし、それは大きな読み違いである。
なぜなら、ガムには臭いがあるからである。
元々口が臭い人がグリーンガムなどを噛むと、
元々あった口臭とグリーガムなどのスーッとした臭いが
妙な混ざり方をして、
この世のものとは思えない異臭を作り出すからである。
口臭のきつい人はグリーンガムなどを噛まないよう気をつけて頂きたい。
