M君・23歳・フリーター
僕が通っていた中学校には、
「流すと必ずうんこが破裂する。」と言われる伝説のトイレがあった。
僕も一度だけ、そのトイレに入ったことがあるのだが、
案の定、うんこが破裂して天井まで飛び散り、
間一髪うんこが顔にかかるところだった。
そのトイレの天井には歴代の飛散ったうんこたちが地層のように積み重なり、
伝説の物凄さを物語っている。
U君・26歳・フリーター
通勤中に電車の中で突然の腹痛に見舞われ、
脂汗をかきながら、
必死になって駅のトイレに駆け込んだんです。
間一髪間に合って、
「ふー」と一息つくと、
なぜかトイレの中にすぅーと風が入ってきます。
後ろを振り向くと、びっくり仰天です。
トイレのドアがひとりでに開いてたんです。
しかも僕のトイレの前には長蛇の列が…。
僕のうんこの一部始終をずっと人に見られていたんです。
僕はあまりの恥かしさに、
なぜか列を作っている人たちひとりひとりに頭を下げながら、
足早に出て行きました。
S君・28歳・フリーター
僕が通っていた小学校には、
「うんこを流す力がないトイレ」がありました。
このトイレもある意味、「伝説のトイレ」なのではないでしょうか。
小学生と言えば、学校でうんこをすることさえ恥かしくて勇気がいるもの。
勇気を振り絞り、やっとのことでうんこをしたのにもかかわらず、
うんこが流れないのです。
あのときの衝撃ときたら！
うんこが流せないトイレ。 それはまるで、医師免許のない医者のようなものです。
